・準備
必要なもの: 3.5インチフロッピーディスク(FD)5枚

マシンを開け、空スロットにイーサネットカード(3com 3C905-TX)
を挿す。具体的な方法はDellのマニュアルを参照すること。

http://access1.sun.com/drivers/DU3/README.html
より以下のファイル群を入手:
devcfg13.exe
du3du.exe
du3vati.exe
Windows(DOS)環境で各ファイルを実行し、FDにディスクイメージを
生成する。この作業で出来るFDは合計5枚。

同ページよりdu3{pdf,ps}.exeを入手。Windows(DOS)環境にて実
行することによりドキュメントが生成される。

先のdevcfg13.exeより生成されたFD(Device Configuration Assistant)を
フロッピードライブに挿入。Solarisパッケージ付属のフロッピー
は使用してはならない。

コンピュータを起動したら直ちにCtrl+Alt+EnterでBIOSセットアッ
プメニューを表示させる。
BIOSセットアップメニューでは"NIC"(内蔵ネットワークカード),
"Sound"の欄を"Off"にした後、Alt-Bでrebootする(重要)。Escでセッ
トアップメニューから抜けた場合、次回ブートするときまで変更が
有効とならない。

du3{pdf,ps}.exeより生成されたドキュメントの8ページから始まる
"Installing Solaris Using the Driver Update"
を参照しながら作業を進めてゆく。

作業中Video Adaptorの選択を要求される場面があるが、ディスプ
レイドライバはまだインストールされていないため、VGAを選択す
る。800x600のVirtual Screenモードを利用すると良い。

今回OSのインストールにはSolaris Interactiveを利用した。OSの
インストール作業後Driver Updateのディスクを要求するプロンプ
トが表示されるが、それらはすべてデスクトップ左上のコンソール
に表示されるので注意すること。Driver Updateディスクの導入後
Video Driver(du3vati.exe)を導入するか聞いてくるので、ドキュメ
ント11ページ先頭からの手順に従い導入する。

リブート後CDEのログインコンソールが表示されれば(一応)作業完了。
ただしこの時点でのグラフィックス表示はVGAのままである。
先に導入されたVideo Driverを有効にするため、CDEコンソールか
らコマンド行ログインを選択、rootでlogin後に

% kdmconfig -u
% kdmconfig -cf

を実行。指示に従い、ATI Rage Pro(4(8?)MB)を選択。CDEに復帰後、
SVGA表示となっていることを確認する。