Solaris2.6パッチ当て&Java 2 SDK インストール

2000.01.26 H.Yamana

2000.01.26

JDKは必ずProduction Release版(例1.2.1_03, 1.2.1_03) を利用して下さい。Reference Implementation の 1.2.2 や 1.2.2-001 で動かすと、あるタイミングで JVM がハングアップします。


  1. Solaris2.6 Recommended Patchインストール

    SunsolveのサイトからRecommended Patchの最新版を入手しインストール します。Solaris2.6_x86のIntel版を入手し、解凍後、rootになり、 ./install_clusterを実行すればインストールできます。インストール後、 必ずリブートをしてください。 インストール方法は、 ここ のSolaris2.6Patchを参考にして下さい。

  2. Java2SDK(1.2.1_04)関連ファイルの入手

    http://www.sun.com/solaris/java/index.htmlより 該当システム (Solaris Intel版) に対応する Java 2 SDK 一式(以下参照)を入手します。

  3. Java2SDに必須のSolaris2.6用パッチ当て

    適当なディレクトリで以下の作業をrootで行う(この例では/opt/java)。

  4. システムをリブートする。

    # /usr/sbin/shutdown -i6
    

  5. Java2 SDKを展開

    rootでログインして先ほどのDirectoryに移り(以下の例では/opt/java)、 Java 2 SDKを展開する

  6. Java 2 SDKをインストールする
  7. 以上でインストール完了。インストールがちゃんとできているか確認。

追加コメント:
Release Notesに記載されているように JDK1.1は /usr/java1.1 にインストールされており、/usr/javaからリンクが張られています。これに 対し、Java2(JDK1.2)は /usr/java1.2にインストールされ、/usr/javaから はリンクされておりません。これは、Java1.1とJava1.2の間に互換性がない ためです。分散型WWWロボットでは、Java1.2を使いますが、/usr/javaから リンクがなくても使えるように設定しますので、現段階では、Release Notes に記載されております以下の作業を行う必要はありません。

# /usr/bin/mv /usr/java /usr/java.oldlink
# /usr/bin/ln -s /usr/java1.2 /usr/java

written by yamana@etl.go.jp