JDKは必ずProduction Release版(例1.2.1_03, 1.2.1_03) を利用して下さい。Reference Implementation の 1.2.2 や 1.2.2-001 で動かすと、あるタイミングで JVM がハングアップします。
SunsolveのサイトからRecommended Patchの最新版を入手しインストール します。Solaris2.6_x86のIntel版を入手し、解凍後、rootになり、 ./install_clusterを実行すればインストールできます。インストール後、 必ずリブートをしてください。 インストール方法は、 ここ のSolaris2.6Patchを参考にして下さい。
http://www.sun.com/solaris/java/index.htmlより 該当システム (Solaris Intel版) に対応する Java 2 SDK 一式(以下参照)を入手します。
適当なディレクトリで以下の作業をrootで行う(この例では/opt/java)。
# tar xvf 1.2.1_04_pre_patches_i386_5.6.tar
---- パッチを展開します。
# cd 5.6
---- パッチのあるdirectoryに移動。
# uncompress 106248-14.tar.Z
---- Solaris2.6Intel版に必要なパッチを展開します。
---- (参考)
必要なパッチは上記で入手したREADMEに記載。
また,/var/sadm/patchにこれまでにインストール済
のパッチがありますので、まだインストールされて
いないもののみをインストールします。
# tar xvf 106248-14.tar
.....
# cd 106248-14 ; ./installpatch .
---- あるいは、
# patchadd -M . 106248-14
---- patchadd -M (パッチのあるディレクトリ) (patch1) (patch2) ...
# /usr/sbin/shutdown -i6
rootでログインして先ほどのDirectoryに移り(以下の例では/opt/java)、 Java 2 SDKを展開する
# uncompress 1.2.1_04_pre_jdk_i386.tar.Z
# tar xvf 1.2.1_04_pre_jdk_i386.tar
.....
----- 注意! tar xvf ... -C directoryの
ように指定すれば、解凍先をdirectoryに指定
できますが、この指定をするとパス名の長い
ファイル2つがextractできなくなってしまいます。
従って,解凍先にcd した上で、tar xvf ...
のみの指定で解凍願います。(990120-1830追加)
----- 注意! gnuのtarではうまく解凍できない場合があ
るようです。/bin/tarをご利用下さい。
(990120-1915追加)
# pkgadd -d . SUNWj2rt SUNWj2dev SUNWj2man SUNWj2dem ----- Java2をインストールします。 ----- /usr/java1.2にインストールされます。 ----- 途中で[y/n]を聞かれますがyと入力 ..... Installation ofwas successful. #
# /usr/java1.2/bin/java -version java version "1.2.1" Solaris VM (build Solaris_JDK_1.2.1_04_pre-release, native threads,sunwjit) ----- このように表示されればOK
追加コメント:
Release Notesに記載されているように JDK1.1は /usr/java1.1
にインストールされており、/usr/javaからリンクが張られています。これに
対し、Java2(JDK1.2)は /usr/java1.2にインストールされ、/usr/javaから
はリンクされておりません。これは、Java1.1とJava1.2の間に互換性がない
ためです。分散型WWWロボットでは、Java1.2を使いますが、/usr/javaから
リンクがなくても使えるように設定しますので、現段階では、Release Notes
に記載されております以下の作業を行う必要はありません。
# /usr/bin/mv /usr/java /usr/java.oldlink # /usr/bin/ln -s /usr/java1.2 /usr/java