情報理工学科2年生 専門必修 電子回路(2010年度)
(※)コンピュータ・ネットワーク工学科 電子回路再履修生を含む。
後期・火曜1限 56−103
本講義のシラバス
担当:山名早人(http://www.yama.info.waseda.ac.jp/)


連絡事項


2010.09.07 本ページ開設


概要

  集積回路の基本ユニットとなるダイオード,バイポーラトランジスタ,電界効果トランジスタなどの半導体デバイスの構造,動作原理と等価回路について述べ,これを基にLSI設計に用いられている回路シミュレーションのデバイスモデルとの結び付きを解説する.つぎに,トランジスタなどの能動素子を含んだ回路で,素子が線形な動作をしている場合を扱う.アナログ回路では,増幅および発振の理論と具体的な回路例を示しそれらの動作を解析する.また,パルス回路では,回路のパルス応答,能動素子のスイッチング動作とともに応用回路について解説する.


成績評価方法

平常点・レポート点(25点)+定期試験(75点)で評価する。
2/3以上出席がない場合は、自動的にFとなる。公欠に相当する場合は、必ず学部の指定様式にて先生に欠席届を提出のこと。


講義計画及び講義資料

講義資料(PDFファイル)は、毎週月曜正午までにCourseN@vi経由で受講者に配布。


教科書

  1. アナログ電子回路設計入門, 岡山努著, コロナ社 ISBN978-4-339-00624-7
    (既に昨年指定の教科書を持っている人は新たに購入する必要はありません)

参考書(学読にあります)
  1. わかりやすい電子回路(篠田監修,和泉編著, コロナ社, ISBN4-339-00781-1)
  2. よくわかるアナログ電子回路 杉本泰博著(オーム社)
  3. 電子回路基礎(根岸,中根,高田共著, コロナ社, ISBN4-339-00690-4)
レポート:(3回)

(注)講義2日前の午前中までに講義資料をCourseN@vi経由で配布



課題

内容
(講義資料はCourseN@viから入手してください)
講義実施週の月曜正午までにアップロードされます
備考
9/28
講義概要説明

10/05
アナログ電子回路の基礎1

10/12
アナログ電子回路の基礎2

10/19
トランジスタとその動作1
10/26
トランジスタとその動作2

11/02
トランジスタとその動作3
CourseN@vi上での実施予定
11/09
小信号増幅回路(1)


11/16
第1回レポート出題
予定
小信号増幅回路(2)
 11/30
   小信号増幅回路(3)  
12/07
オペアンプ(1)
12/14
第2回レポート出題予定 オペアンプ(2)

12/21
第3回レポート出題予定 負帰還回路と発信回路

1/11
AD/DA変換回路(1)

1/18 AD/DA変換回路(2)
定期試験関連説明出題範囲説明
レポート返却
解答例
1/29〜2/4の大学が指定した日時

定期試験
2/初旬頃に定期試験返却 定期試験(採点済)を希望者に対して返却します。希望者は51号館11階05室まで。なお、他人の答案の返却はできませんので、本人が直接取りに来てください。当日は、本人確認のため学生証の提示のこと。


以上