JST CREST
「ビッグデータ統合利活用のための次世代基盤技術の創出・体系化」領域


ビッグデータ統合利用のための
セキュアなコンテンツ共有・流通基盤の構築
シンポジウム 2016


2016 年 3 月 21 日(月・祝)14:00~17:30(開場13:30)
ベルサール新宿グランド5階 RoomK
入場無料・事前予約制

   

本シンポジウムは無事終了致しました。
ご参加頂いた方々、 関係各位の方々に感謝致します。

開催趣旨

本プロジェクト「ビッグデータ統合利用のためのセキュアなコンテンツ共有・流通基盤の構築」は、 国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)ファンディングであるCREST「ビッグデータ統合利活用のための次世代基盤技術の創出・体系化」領域の支援を受けた国家プロジェクトです。 本プロジェクトでは、ビッグデータ利活用推進のためコンテンツ提供者が安心してデータを提供でき、コンテンツ利用者が信頼して結果を利用できる基盤作りを目指し、 「コンテンツを常に暗号化した状態で扱うことのできるオープンソースライブラリ作成」を最終目標としております。 コンテンツを常に暗号化したまま扱うことのできる従来方式には性能に難があるため、暗号理論・コンピュータアーキテクチャ両面より最適化を行い1000倍以上の高速化に挑みます。


本プロジェクト1回目のシンポジウムとなる「ビッグデータ統合利用のためのセキュアなコンテンツ共有・流通基盤の構築シンポジウム 2016」では、今年度の研究成果および今後のプロジェクトの展望について報告いたします。
多くの方のご参加をお願い申し上げます。
 

プログラム

13:30
 受付開始

14:00 – 14:05
 開会の辞
プロジェクト代表者 : 山名 早人(早稲田大学・教授)
14:05 - 15:15
 招待講演 ~ ビッグデータ利活用と推論攻撃~
南 和宏(統計数理研究所 モデリング研究系・准教授)

 ビッグデータの利活用には、様々な情報源から高次の有益な情報を生成するアグリゲーション処理が不可欠であり、流通過程での情報流の複雑な分岐•合流の連鎖は、情報の所有権の定義を曖昧にする。本講演では、このようなビッグデータの流通において、データの信憑性保証と機密性保護がトレードオフの関係にあることを論じ、幾つかの推論攻撃の事例を通して今後の研究課題を探る。
15:15 – 15:30
 プロジェクト全体概要
山名 早人(早稲田大学・教授)
15:30 – 15:45
 休憩

15:45 – 17:15
 プロジェクト計画と進捗状況

  法的検討・暗号理論面からの高速化
後藤 厚宏(情報セキュリティ大学院大学・教授)

  暗号ライブラリ構築・クラウドプラットフォーム構築
山名 早人(早稲田大学・教授)
山口 実靖(工学院大学・准教授)
小口 正人(お茶の水女子大学・教授)

  ライフログ実証実験
新谷 隆彦(電気通信大学・准教授)

  医薬品副作用解析システム実証実験
野口 保(明治薬科大学・教授)
17:15 – 17:20
 閉会の辞
後藤 厚宏(情報セキュリティ大学院大学・教授)

アクセス

〒160-0023 詳細
東京都新宿区西新宿8丁目17-1
住友不動産新宿グランドタワー 5F
ベルサール新宿グランドコンファレンスセンター         
( 丸ノ内線西新宿駅1番出口徒歩3分 )

お問い合わせ

本シンポジウムに関するお問い合わせは下記メールアドレスまでご連絡をお願いします。

sd2plat [at] yama.info.waseda.ac.jp